生活習慣病|府中市の内科、消化器内科|おおにし内科クリニック

042-319-1025

生活習慣病

生活習慣病とは

生活習慣病とは

生活習慣病には、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)などがあります。いずれも過食や偏食、運動不足、嗜好品(タバコ・お酒など)の摂取過多といった生活習慣の不摂生が主な原因となって起こる慢性疾患であり、生活習慣を見直すことによって予防・改善できる部分の大きいのが特徴です。

自覚症状が無くても早めの対策を

生活習慣病は、一つ一つは軽症でも、いくつもの疾患が重なることが少なくありません。そして、重なることによって相乗的に各症状がひどくなったり、動脈硬化(動脈が硬くなって弾力性を失うこと)を進行させたりして、脳卒中や心筋梗塞などの重大な疾患に結びつき、取り返しのつかない状況にも至りかねません。
そうした深刻な状況を招かないように、たとえ自覚症状が無くても、早めに生活習慣病を改善するための対策を講じましょう。
基本的には、生活習慣病はいずれの病気であっても、やはり生活習慣の改善、特に食事療法ならびに運動療法が治療の中心になります。必要な場合は、薬物療法も併用します。

こんな方に受診をお勧めします

  • 健診などで検査数値の異常を指摘された
  • 40歳以上である
  • 20歳の頃より体重が10kg以上増えた
  • タバコを吸う
  • お酒をよく飲む
  • 清涼飲料水を常飲している
  • 日頃あまり運動をしない
  • 車を利用することが多い
  • ストレスが溜まっている
  • 睡眠時間が十分でない
  • 食生活に問題がある

【例】

  • 朝食を抜きがち
  • 夜遅く食べる
  • 間食が多い
  • 食事時間が不規則
  • 食べるのが早い
  • 濃い味付けを好む
  • 脂っこい料理が好き
  • ファストフードやインスタント食品をよく食べる
  • つい満腹になるまで食べてしまう など

代表的な生活習慣病

高血圧
高血圧

血圧の高い状態が続くと、血管壁が圧力によるダメージを受けます。するとこの壁が厚くなったり、硬くなったりする動脈硬化の原因になり、狭心症や心筋梗塞、脳卒中、腎臓病などを引き起こしやすくなります。
高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の摂り過ぎ)や嗜好品(タバコ・お酒など)の摂取過多、運動不足や精神的ストレスなどの環境的要因が重なることによって引き起こされると考えられています。
高血圧の治療にあたってまず行うべきは、適正な体重にし、減塩に努め、適度な運動を心がけるなどの生活改善です。
また、医師から薬を処方されたら、指示通りにきちんと服用することも大切です。

高脂血症(脂質異常症)

高脂血症(脂質異常症)は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多過ぎる、または少な過ぎる疾患です。
高脂血症を放置すると動脈硬化が進行し、やがて心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす原因となります。高脂血症は、エネルギー過多な食生活や嗜好品(タバコ・お酒など)の摂取過多、運動不足などの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。
高脂血症の治療は、生活習慣の改善と薬物療法が基本です。
生活習慣の改善は、血中脂質を下げるだけでなく、動脈硬化の進行防止にも役立ちます。
生活習慣改善の主な内容は、栄養バランスのとれた食生活、適正体重の維持、適度な運動、禁煙などです。なかでも特に重要なのが食事療法と言えます。

高尿酸血症(痛風)

高尿酸血症とは、血液中の尿酸が多くなり過ぎている状態です。尿酸は水分に溶けにくいため、血液中では尿酸塩として存在しています。尿酸が過多になると、針状の尿酸塩の結晶ができ、体のあちこちに溜まって、痛みを引き起こします。これが痛風です。
体の細胞は、毎日の新陳代謝で新しくつくり変えられています。その結果、細胞の核からプリン体という物質が生成されます。このプリン体が、尿酸の元になります。
また、プリン体はレバー類、干し椎茸、魚卵類、えび、かつお、いわしなど一部の魚介類に多く含まれています。そしてアルコール飲料には、尿酸値を上昇させる作用があります。こうした飲食物を好む人は、尿酸値が高くなりやすい傾向があります。
高尿酸血症では、尿酸値を下げることが大切です。それには食事療法として、前記のようなプリン体を多く含む食品の摂取を控えめにし、バランスの良い食事を摂るようにします。また、禁酒・節酒を心がけます。特にビールはプリン体を多く含むので注意しましょう。また、食事療法と併せ、運動で肥満を解消することも大切です。ケースによっては、尿酸の生成を抑制する薬や、尿酸の排泄を促す薬などが処方されます。

メタボリックシンドロームにも要注意

メタボリックシンドロームにも要注意

肥満、特に内臓まわりに脂肪が溜まってお腹がぽっこり出ている「内臓脂肪型肥満」の方は、血圧、血糖、脂質値などの異常を来たしやすく、その結果、糖尿病、高血圧、高脂血症(脂質異常症)などの生活習慣病が重なりやすいことがわかっています。
内臓脂肪型肥満があり、加えて血圧・血糖・血中脂質のうちの2つ以上が基準値を超えている状態を「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪症候群)と言います(下記参照)。
メタボリックシンドロームの患者様では、血圧、血糖、脂質などの値がそれほど異常でなくても、それらが重なることによって動脈硬化が一層進展しやすくなり、ひいては心筋梗塞や脳血管障害など、生命にもかかわる心血管事故が起こるリスクを高くします。

メタボリックシンドロームの診断基準

【必須項目】 内臓脂肪型肥満:ウエスト周囲径(立位・軽呼気時・臍レベルで測定)
男性:≧85cm
女性:≧90cm

【選択項目】 下記3項目のうち2項目以上に該当

  • 高トリグリセライド血症:≧150mg/dL
    かつ/または
    低HDLコレステロール血症:<40mg/dL
  • 収縮期(最大)血圧:≧130mmHg
    かつ/または
    拡張期(最小)血圧:≧85mmHg
  • 空腹時高血糖:≧110mg/dL
24時間ネット受付